治療について

刺さない鍼(てい鍼)での治療です

 

てい鍼という刺さない鍼を使用します。

 

 

マッサージ感覚で心地よくツボを刺激します。

 

「鍼」というと、ほとんどの人が身体のツボに刺すあの「ハリ」をイメージします。「てい鍼」はこの鍼とはまったく異なり、刺さずにツボを刺激して改善を図る施術です。

皮膚は身体の健康状態を映し出す「鏡」といわれます。皮膚には無数にツボが広がっており、このツボをピンポイントで適度な刺激を与えていくことで血液の循環が良くなり、ホルモンや自律神経のバランスが整っていきます。

尖端が丸くなった棒のような「てい鍼」でゆっくりジワッと押さえるだけなので「身体の中にハリを入れるの?」という恐怖心や緊張感は一切ありません。マッサージの感覚でリラックスしながら効果的に本来の身体を取り戻すことができます。

 

 

最初はズンとしたりピリピリしたり。その感覚が改善の印です。

 

診療ベッドに横たわって、約40分(子どもは20分から30分)。「てい鍼」で押さえられていると、場所によってはズンとしたりピリピリしたりチクチクと感じたりします。

これは、身体を覆っている膜が硬くなり皮膚が異常になっているために感じるものです。適度な圧を繰り返すことで、膜がゆるまり元の状態に戻ろうとします。結果的に血流が良くなり、自律神経やホルモンのバランスが整ってきます。

1回目、2回目と回数を重ねるごとに、刺激の反応が変わってきます。3回目くらいになると深淵に引き込まれるような眠気が襲ってきて、知らないうちにウトウトと眠ってしまう人も多くなります。これは身体がリラックスできるようになった証拠です。この状態にまで機能が向上してきたらかなり改善してきたといえるでしょう。

 

 

症状に関係なく改善に期待できます。

 

私たちは内分泌系や免疫系、神経系などのバランスをとりながら生きています。しかし、ストレスを感じながら生活をする中でバランスが崩れ身体の不調となって現れてきます。

「てい鍼」による治療の大きな特徴は、その人本来がもっている治癒力を高め改善を図るため症状を選ばずに施術が行える点です。不妊症や不眠、頭痛、慢性疲労、慢性疼痛などさまざまな症状に効果をみせています。また長期間、悩まれていた症状の方々から喜びの声が多数寄せられ「てい鍼」の効果に確信を得ています。

 

 

他にはない施術です。

 

「てい鍼」という鍼は古代中国で作られた鍼ですが、エザキ鍼灸院では施術法を工夫し更に効果が上がるよう研究してきました。刺す鍼から刺さない治療に切り替えて30年近くなりますが、今の施術スタイルになって即効性も現れてきました。身体の変化を感じてもらえると思います。